フリーランスも柔軟性が必要
IT業界は変化の多い業界だ。
IoT、RPA、AIやビックデータの解析など、新しい技術やサービスがどんどん生まれている。
新しい技術が開発されてから世の中に浸透していくスピードもかなり速くなっている。
こうした状況の中で、もしフリーランスのエンジニアが自分の持っているスキルに固執したり、得意な仕事以外はしないと決めているなら、どんどん取り残されてしまう。
それではいずれ仕事はなくなってしまうだろう。
それを防ぐためにも柔軟性が必要だ。
常に業界のトレンドに関する情報を取り入れて、どんなスキルを身につけていけばいいかを考える必要がある。
クライアントからこういう仕事もやってくれないだろうかと頼まれたら、関心がなくとも話だけでも聞いてみる柔軟性が大切だ。
話を聞いてみると興味を持つかもしれない。
その話を受ける場合は新たなスキルを身につけるチャンスになるし、業務の幅を広げておけば将来役に立つこともある。
また、IT業界ではクライアントに寄り添う姿勢が重要視されている。
このことを考えても、柔軟性が必要だと言える。
固定観念にとらわれないで、クライアントの要望を実現するにはどうしたらいいか、どのように課題を解決したらいいかを考える必要があるのだ。
それをしないと、クライアントに不満を抱かせてしまうだろう。
エンジニアが柔軟な対応をすれば、クライアントとの信頼関係も強まる。
信頼関係があればクライアントとのコミュニケーションも円滑になるから、プロジェクトの進捗にもいい影響がある。
何より、継続的に利用してもらうことも可能になるかもしれない。