メンタルヘルスケアが大切!

フリーランスのエンジニアがメンタルの問題を抱えながら仕事をしていると、仕事を根気強くできなくなったり、的確な判断ができなくなる。
仕事の効率も落ちて、本来できるはずの時間で、作業を終わらせることができなくなる。

効率が落ちると、できる仕事の量が減って収入も減ったり、仕事の質が落ちクライアントから契約を切られてしまったりする可能性がある。
そうなると気持ちが落ち込んでしまい、ますます仕事の効率が落ちるという悪循環が生まれてしまうのだ。

メンタルヘルスケアをしないまま働き続けると、次第に仕事をすることが億劫になり、長期休業になることもある。
最悪の場合、うつ状態になり自殺につながることもあるだろう。

まじめで責任感が強く、自分を追い込んでしまうタイプの人は、うつ病などの問題を抱えやすい。
仕事を断れない人も、キャパシティ以上の仕事を抱え込んで、メンタルを壊すことがある。

企業に務めている場合は、従業員のメンタルに問題が生じることは企業にとってもマイナスになるから、企業のメンタルヘルスケアを受けることが可能だ。
メールで定期的にメンタルヘルス診断をするように呼び掛けたり、管理職の研修を行い従業員のメンタルヘルスに注意を向けるようにトレーニングしている。
また、産業医と連携して、カウンセリングなどを行っている。

だがフリーランスはそうした管理をしてくれる存在がいない。
自分で対処しなければならないのだ。
自分が精神的にバランスを崩していると感じたなら、放置せずに早めに対処することが必要だ。

一時的に仕事の量を減らしたり、仕事を取るのをやめたりして、しっかり休息を取る。
そうしてメンタルが回復したら、また働き始めれば良いのである。